こんにちは。クルコム編集部です。
皆さんカフェにはよく行きますか?
友達や恋人とのおしゃべり、クライアントとの打ち合わせに訪れる機会は少なくないと思います。
今回のリアルベトナムシリーズでは、ベトナムの中央集権体制時代、言い換えると1986年のドイモイ開始前の時代をお店に反映したカフェ、「Cafe Cộng (コンカフェ)」をご紹介していきます。
ユニークな空間でおいしいコーヒーを味わいましょう!

場所は?

お店はハノイ各所にございます。(Googleマップで調べると10以上ヒットしますね)今回は、ミーディン(My Dinh)国立競技場近くのLe Duc Tho通りにあるお店を訪れました。

Le Duc Tho通りは道も広く運転が快適!


通りを車でしばらく進むと競技場が見えてきました。
カフェは競技場の反対側にあるので見つけやすいですよ~
↓ここが目的のCongカフェ!
けっこう茂ってお店の外観がわかりづらいですが、
大きく看板が出ているので見つけやすいですね

さっそくお店へ

↓お店の入り口はこんな感じ

入り口から撮影すると茂っていて見づらいですが、
涼しそうでリラックスできそうな雰囲気が伝わってくるでしょう?
駐車場は広いので、車やバイクが停めやすいです。

店内だけでなく、もちろん外でコーヒーを味わうこともできます!

★そもそも「Cong」って??
国号。つまり国の称号、ベトナム社会主義共和国でいると共和国の部分。日本人の私達からするとなじみがないのでピンとこないかもしれませんね。
Cộngという名前は「Cộng hòa xã hội chủ nghĩa Việt Nam (ベトナム社会主義共和国)」国号のCong(共、ベトナム語でコンと発音される)という言葉からの名前です。

中央集権時代、政府が国民に何でも供給し、肉や砂糖などのような生活必需品を全て集中的に配分した時代を感じ取ってもらえるように店内をデザインしているとのこと。
ここでは家の屋内を再現し、その時代の物品、「Bút Tre」の詩や当時のポスター、生活等についての様々な写真も飾ってあります。1980年代の生活を写真で振り返ることもできます。

では早速お店へ入りましょう!
↓こんな雰囲気でお話しませんか??

カラフルなメイドインチャイナの毛布カバーの付いた椅子と古い机でコーヒーが飲めるのはコンカフェだけ!

メニュー

ラミネートされていないところが、日本とはすでに違う!

新聞とスピーカーを持って新聞に載っている情報を人々に伝えている少女の写真がメニューの表紙。

ここでは、メニューから、飲み物と食べ物などが選べます。
・コーヒー
・お茶
・Cộng Đổi Mớiというジュース
・普通のソフトドリンク
・現地の飲み物
・スナック
様々なメニューがありますが、詳細は以下公式リンクを参照ください。
http://congcaphe.com/thuc-don.html

「すみません、コンカフェコーヒーミルク入りをください!!」

ベトナムで普及しているコーヒー豆は「アラビカ種」と「ロブスタ種」の2種類があります。Congカフェがその2種類の味を合わせ特別な混ぜ方で個々の味を失わずに新しいユニークな風味を作り出しています。

コーヒー豆はベトナムのコーヒーの生地であるBuon Ma Thuotで作られたもの。Congカフェ方式で入れてもらったコーヒーはいい匂いで甘みさっぱりの飲みやすいのです。

Congカフェに来た時、お腹が空いたらどうするって?
間食にパンやクロワッサン等をベトナムのSua Ong Thoという練乳につけて食べることもできますよ!
写真は公式サイトのメニューより。http://congcaphe.com/thuc-don.html

このお菓子の名はKeo Lacというピーナッツのお菓子。
中央集権体制の国家の時代に日常生活に欠かせないものだそうで、その時代には、多くの家庭は家計が苦しく高級なものが味わえませんでした。このお菓子は高級なものではないが特に子供に対してはすごく人気があるものでした。
Keo Lacはベトナムだけでなく周辺国でも見かけることができます。
お味はピーナッツ、ゴマ、砂糖、麦芽のうまみがさっぱりと感じられます。Keo Lacの袋には“Ngon Quý Hơn Rẻ”「品質が値段より大切にされる」と書いてあります。
コーヒーを飲みながらKeo Lacを食べるのは、やはり値段が安いのもありますが、昔から馴染みのあるベトナム人には欠かせません。

一緒に取材したフンさんは新メニュー「ココナッツミルクココア」を注文。
フンさん「美味だね!!!」

お店の雰囲気は?

飾り物はとてもシンプルですが、昔のハノイ首都のノスタルジー感じるアイテムがたくさん!写真に写っている「BRING YOU BACK HOME」言葉の通り、懐かしいふるさとへ帰ってきたのです。

ん??

入って早速気になるものが..!
上のパラボラアンテナみたいな銀色のブツはなんでしょう??

聞いたところスピーカーとのこと。
音出るのか??

当時の生活を収めた写真が飾られています。


中にはベトナム戦争時代の、前世紀の政治と北部の農民の様子も残されていました。
ちなみに一番上にある文言は「軽くする – 静かに話す」という意味で、周りに座っている人々に迷惑をかけないよう注意してください。

こんな物も置いてありました!「Theドラム」!!

ライブ演奏用のドラムキットがある。午後20時30分から22時30分に来ると、ステージ演奏を楽しむことができるそうです。

それから、提案箱やレトロな木製の箪笥が飾らています。そして、軍人の衣服、グレー色で塗られた壁の側にぶら下がっている帽子など、我々日本人がイメージする正にベトナムな感じですね。

ドアやサンブラインドから撮影

お店のカラーはベトナムグリーンに染まってます!
なんと、エアコンもグリーン!!

スタッフの制服もグリーン!

メニューカバー、コースターまでグリーン!

まとめ

取材した時間は午前10時30分をまわった頃。仕事について話をしにきているサラリーマンが多いですね。なぜなら、この近くに会社事務所がたくさんあるため。コーヒーを味わいながら、 30年以上前の家族を思い出す人もいるんでしょうか。

Congカフェは華やかなところではないが一度来るとまた来たいという気持ちになります。賑やかな都会のハノイの中で、穏やかで落ち着くところを探しているなら是非このコンカフェがオススメ!
お友達やカップルと出かけてもとってもいい場所です。
忙しい仕事をちょっと逃げてゆっくりと過ごしたいならCongカフェを訪れてみてはいかがでしょうか?

以上、クルコム編集部がお届けしました。それでは!

お店のデータ

詳細情報:
・住所:ハノイ、Nam Tu Liem区、Le Duc Tho 36番
・営業時間:07:30 – 23:30
・TEL:0911 811 144
・Website:http://congcaphe.com
・お店の地図:Google Map